沿革/HISTORY尾張学園 専務理事/名古屋大谷高等学校 校長梶浦 伸祐29 29 1827 年 1876 年 1883 年 1887 年 1899 年 1908 年 1936 年 1948 年 1955 年 1984 年1999 年 2017 年2027 年私が生徒のみなさんに願うことは、今、自分がひとりの人間としてここにいるという事実が第一であるということ。そして、この世に人間として産みおとされたという事実がもっているその重さ。そのことに気づいてほしいということです。自分を支えてくれている、何かがあるという自覚こそが自分の「 いのち 」を歓びとして生きられると思うのです。学校法人尾張学園の歴史は江戸時代の文政期にさかのぼり、1827 年( 文政 10 年 )に真宗大谷派名古屋別院に創立された仏教研究所「 閲蔵長屋 」( えつぞうながや )にはじまり、以来 198 年の伝統を誇ります。本学園は浄土真宗の教義に基づいた教育を目的に設立され、宗教教育を基底とし名古屋大谷高等学校・豊田大谷高等学校、それぞれの学校が恵まれた環境の中で独りの大切ないのちから学ぶ宗教教育を通じて、学園をご縁とした生徒、保護者、教職員、すべての出会いや学びとともにあゆまれんことを願いつつ、より豊かな人間形成をめざしています。東別院境内に閲蔵長屋として創立尾張小教校開校尾張教校と改称尾張国大谷派普通学校と改称私立真宗尾張中学校と改称私立尾張中学校設置東別院より現在地へ校舎移転学制改革により尾張高等学校と改称商業科程設置名古屋大谷高等学校と改称豊田大谷高等学校開校男女共学開始創立 190 周年創立 200 周年メッセージ建学の精神校 訓宗祖 親鸞聖人のみ教えにもとづき、いのちをたいせつにし、真実に生きる人間形成をめざす。出会わなくてはならない ただ ひとりの人がいるそれは 私自身学校法 人尾張学園はまもまく創立 200 年をむかえます200 YEARS OF HISTORY AND WISHES
元のページ ../index.html#30