新着情報

News

お知らせ 校長式辞 (入学式)

葉桜の緑にいのちの息吹を感じ、足元には色とりどりの花々が咲き誇る佳き日に、令和〇年度入学式を挙行し、新たに四百七十八名の新入生を迎えることができましたことを、教職員一同、心より嬉しく思っております。
 

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
また、保護者の皆様には、お子様のご入学を心よりお慶び申し上げますとともに、本校とのご縁をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
 

新入生の皆さんは、自らの意志で本校への進学を選び、今日から名古屋大谷高等学校の一員となりました。
「生きる」ということは学ぶことであり、人生は学びの連続です。そして学びとは、本来、自らの意志によって行うものです。入学式は、高校生活の始まりであると同時に、自ら学び、自らの生き方を問い続けていく決意を新たにする場でもあります。
 

本校は、江戸時代の一八二七年に設立され、来年、令和九年には二百年を迎えようとしている、長い歴史と伝統を持つ学校です。宗祖・親鸞聖人の教えを建学の精神とし、「人としてどう生きるか」を問い続ける教育を大切にしています。
そのため、本校の校訓は「人と生まれ 人になる」です。
 

「人と生まれる」ことは決して当たり前のことではなく、非常に尊いことです。
そして「人になる」とは、「人としてなぜ生きるのか」を考え、自分と向き合い続ける姿勢を持つことです。この世に完成した人はいません。だからこそ私たちは学び続け、問い続けながら生きていくのです。
 

現代社会では、スマートフォンやインターネットによって、世界中の人々と簡単に繋がることができるようになりました。しかしその一方で、人との関係や評価に振り回され、心を傷つけたり、不安を抱えたりすることも少なくありません。
そのような時代だからこそ、他人や外のものに振り回されるのではなく、自分自身と向き合い、他者と支え合いながら生きていくことが大切であると考えています。
 

本校では、日々の学校生活を大切にしながら、別院研修や京都本山研修、体育祭、文化祭などの学校行事を通して、多くのことを学び、仲間とともに成長していく機会を設けており、これらの経験は、必ず皆さんの人生にとってかけがえのない財産となることでしょう。

私たち教職員も、生徒の皆さんとともに学び、ともに悩み、ともに成長していきたいと考えています。
新入生の皆さんが、本校での三年間を通して多くの出会いと学びを得て、大きく成長されることを心より願っております。

                                                      名古屋大谷高等学校
                                                      校長 梶浦 伸祐